レッスンが終わったら近くでシャンパンとケーキでも買ってきて、ソファに腰掛けて一人で厳かに過ごす予定だったイブが突然のお誘いをきっかけに一変、フェスティバルホールのシートに腰掛けて、大勢の人と押尾コータローさんのコンサートを盛大に楽しませてもらえることになりました。
この夏ご招待いただいた時の記事はコチラ☆
実はこの日のレッスン前「今日はイブだからクリスマスソングを流すところだけど・・・なんか違う・・・今日はどうしてもコータローさんのギターが聴きたい気分」と思ってコータローさんの曲を流していたんです。
そうしたら思いがけないお誘いをいただいて、もうびっくりを通り越してたまげてしまいました(笑)
念ずれば花開くとはこう言うことでしょうか。
ステージでスポットライトを浴びてギターを掻き鳴らすコータローさんのお姿、奏でられる美しいギターの音色、面白いトーク・・・胸いっぱいのクリスマスイブを過ごせて本当に幸せでした。
そして翌日のクリスマスの夜は大大大好きなバイオリニストのNAOTOさんのライブツアー最終公演に。
(実はコータローさんのコンサートでは私の隣りのお席にNAOTOさんが座られており、私の胸の鼓動が周りに聞こえてるんじゃないかと思うくらいにドキドキでした)
NAOTOさんのバイオリンのキレがあって伸びやかな響き、体幹の整った美しい姿勢、軽やかなリズムステップ、弓をひく右手の動き、心底バイオリンを愛し演奏を楽しまれてるのが伝わってくる表情・・・たまりません!(笑)
全身でNAOTOさんの音楽を味わっていると、今まで私が得てきたものや与えられたものへの喜びや期待、そして失ったものや手放したものへの反省や感謝が込み上げてきて頬を涙がつたいました。
沢山の曲を演奏されて腕も指も(あれだけ動かれてたら全身!)お疲れなはずなのに、私の彫ったスイカを「すごーい!」と手にしてくださいました。
「ごめんなさい、弓を描き忘れちゃって」と言うと「いいねん、弓は難しいから」と答えてくださったNAOTOさん、優しすぎて感激です。
イブに続いて幸せなクリスマスになりました。
23日は父のライブがあり、連日大好きな人の奏でる音のシャワーを浴びて、身も心も清らかに洗われました。
すると私をいつも支え励ましてくれる周りの人に「もっと感謝を伝えたい」「もっと大事にしたい」と言う想いと共に自分自身に対する感謝の気持ちも感じました。
素敵な音色を聞かせてくれた耳に、ステージで輝くコータローさん・NAOTOさん・父を見せてくれた目に、音の響きを感じさせてくれたカラダ全身に、リズムに合わせて手拍子させてくれた手に、会場まで連れて行ってくれた足に、この上ない幸せを感じさせてくれた心に・・・
自分に感謝するなんておかしいかもしれませんが、当たり前のことではなく「有り難い」と思えたクリスマスでした。
今年も残すところあとわずか。
(お家の大掃除はまだですが・・・笑)焦らずに慌てずに心穏やかに過ごしたいと思います。