Blog - Student's Works
ブログより 生徒様の作品 最新記事
2017年
4月
07日
金
ヒトサラ×食の稲田会 スイカカービングの展示
桜が咲き始めた旧桜ノ宮公会堂の素晴らしい佇まいの中開かれた、ヒトサラさんと食の稲田会がコラボレーションされたパーティーに参加いたしました。
主宰の稲田氏のご厚意で昨年の浴衣の食の稲田会に引き続いてスイカのカービングを展示させて頂けることになり、数日前から生徒さんたちとカービングに勤しみました。
大きなシャンデリアがいくつもかかった会場はクラシックで重厚感たっぷり。
ピンク色をお洋服の一部に取り入れるというドレスコードにもよく合う雰囲気でした。
そんな会場の脇にカービングの展示をさせてもらいました。
造花などの装飾品をたくさん持参していたのですが、生徒さんの作品の素晴らしさと周りの雰囲気で何も飾らない方が作品が際立つと思いスイカだけを並べました。
生徒さんたちの素晴らしい作品をご紹介します。
まずはHitomiさんの作品。
下段の模様が難しいと苦戦されていましたが宿題で綺麗に仕上げられました。
そしてRyokoさんは大玉と小玉の2玉をカービングされました。
桜の時期にふさわしい作品で、レッスンで習得されたデザインも取り入れてくださいました。
細かいカットがお得意のKさんの作品は薔薇がたくさんです。
大きい花びらの反り返った薔薇だけではなく、ハートの間にも小さな薔薇が彫られていて見事です。
Hiromiさんは小玉スイカを2玉彫られました。
毎回最後まで手を抜くことなく丁寧に仕上げられるHiromiさんらしい作品です。
いつもオリジナリティ溢れる作品を彫られるMichiruさん。
今回は桜の花びらが周りに並べられています。
Kaoriさんの抜群のバランス力と鋭い観察力にはいつも驚かされます。
なみなみとチクチクのカットも一度でマスターされました。
カリキュラム修了目前のMichikoさんの作品は相変わらずとっても細かいです。
修了されてからのご活躍が楽しみです。
そして最後に私の作品。
今回は3玉彫らせてもらいました。
写真、ぶれちゃっててすみません・・・
当日の朝急いで彫った桜のカービング。
赤色は出さずに淡いピンクで留めておきました。
今回も沢山の方がご覧くださり、「素晴らしいですね」「凄い技術ですね」といった多くの励みの言葉をいただきました。
「これって食べられるんですか?」というご質問も何度か(笑)
やっぱりそこは気になりますよね♪
アトリエを開いて4年目。
これからも生徒さんと共に精進したいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
2016年
9月
30日
金
石川県第1号のカービング教室に向けて
このところすっかり鈍りきってしまった身体をなんとかしないとと思い早朝にウォーキングへ。
少し遅くなった日の出の時間と太陽が顔を出す南よりの方角が秋の訪れを感じさせます。
身体を動かすことで改めて衰えていることを実感・・・と同時に、背筋を伸ばし、地面を踏みしめ、腕をしっかりと振り、耳を澄ませて、風を感じることがこんなにも気持ちいいなんてと、45分ほどのウォーキングでまるで生まれ変わったかのように清々しく心晴れやかになりました。
身体と心のためにも少しずつ適度な運動を楽しんでいきたいと思う今日この頃、明日の朝もお天気に恵まれることを願って眠りに就きたいと思います。
さて、先日Makikoさんが無事ソープ&フルーツカービングを100レッスン修了されたのでディプロマを発行させていただきました。
2年前、「石川県在住なのですが、そちらに通わせてもらいたいと思っています」とメールを頂いた時は日本地図が頭に浮かび、ここは大阪だよね?と自分に確認したのを今でも覚えています。
関西へのお仕事の出張に合わせて〜とか、大阪への観光旅行の一つの思い出に〜と1DAYレッスンに来てくださった遠方の方はいらっしゃいましたが、通うと言ってくださった方は初めてで、レッスンでも「どちらからいらしたんですか?」「石川からなんです〜」「えっ・・・石川って・・・あの石川ですか?」という会話を何度耳にしたことか(笑)
当初から「石川第1号のカービング教室を開きます!」と強い志を聞かせて頂いていたので、レッスンではただ楽しんで頂くだけではなく、様々なカット法でつまづかれた生徒さんへのアドバイスのポイントをお伝えしたり、課題にデザインをプラスして難題を押し付けたりもしましたが、「えっ〜!また先生そんなことする〜」とおっしゃいながらも毎度きちんとクリアしてくださいました。
そんな真基子さんの卒業作品をご紹介します。
まずはソープ2作品。
細かなカットも潔く綺麗にカットされてるのがわかります。
お苦手にされていた反り返りの薔薇も練習を重ねて重ねて、見事に克服されました。
そしてフルーツの卒業作品はこちら。文字も敷き詰められた薔薇も周りの模様も100点満点です。
スイカで描かれているように、Makikoさんは今後「Carving SHANTI」(シャンティ)というお教室名で活動されます。
もちろん場所は石川県です♪
明るくチャーミングなMakikoさん。
いつも美味しかったスイーツのことや石川県の伝統文化のこと、日常の他愛無いことや失敗談など面白おかしくお話して周りを楽しませてくださってました。
月に1〜2回のご来阪、泊まりでご受講いただくことも多々ありました。
Makikoさんの努力はもちろんですが、Makikoさんを信じて応援し支えてこられたご家族の存在も大きいものだと思います。
今後もマスターレッスンのご受講(+スイーツ巡り)で来阪されるご予定ですが、しばらくはご自身のお教室に専念されます。(嬉しいけどちょっと淋しい〜)
まずはMakikoさんご自身が思う存分楽しんでもらって、そしていつもそばで支えてくださるご家族のご期待にも添えるよう頑張っていってもらえればと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします♪
2016年
6月
25日
土
カリキュラム修了生お一人目♪
Salon de Fereelのカービング講座・オリジナルカリキュラムがスタートして2年。
フルーツ・ソープ各50レッスン、計100レッスンを修了された大江さんに、先日ディプロマを発行させていただきました。
大江さんは元々カービングご経験者で大変素晴らしい技術を持たれていたのですが、もう一度基礎から学びたいと言っていただき、初級から100レッスンご受講されました。
すでにご存知でマスターされているカット法やデザインも全て1からご指導させて頂いたのですが、毎度とても熱心に向き合ってくださり、仕上げられる作品も非の打ち所がない完璧なものばかりでした。
それでは大江さんの卒業制作の3点をご紹介しますね。
まずはフルーツカービング。
文字の周りには反りバラが敷き詰められ、ハート模様の下段にも「いつもありがとう」の文字が刻まれています。
お孫さんへのメッセージを込めた素敵な作品です。
そしてお次はソープカービング。
レリーフ彫りを時計のフレームに入れてもらっています。
くるりんや彫り下げ、ハートなどを組み込まれて素晴らしいです。
そして最後に文字入れと切り出しのお花のアレンジメントです。
目一杯咲き誇るお花たちを見ているとまさしく「HAPPY」な気持ちになれる素晴らしい作品です。
大江さんは今後「Atelier fleur carving」主宰として活動なさいます。
大江さんの心豊かで穏やかなお人柄でたくさんの方が集い、とても素敵なお教室になることと思います。
今のところHPのご開設の予定はありませんが、また機会がありましたらこちらでもご紹介いたしますね。
大江さんがカービングを通してますますご活躍されますように♪
2016年
6月
07日
火
食の稲田会でカービングの展示を
先週末、アトリエからすぐ近くにある結婚式場を貸し切って、食の稲田会が開かれました。
人とのご縁を大切に、そして食べる事をこよなく愛されている稲田さん主催の「食の稲田会」はいつも多くの方が来られ、飲んで食べて喋って笑って・・・毎回とにかく楽しい会なのですが、今回稲田さんからお声掛け頂き、パーティー会場でスイカのカービングを展示させて頂けることになりました。
「もちろん生徒さん方もご一緒に〜」と言ってくださったので、生徒さんにご参加を募り、私を含めて7名で挑むことに。
こういう機会は初めてのことで、期待と不安を抱えて迎えた当日、パーティーが始まる前に生徒さんとセッティングをすると胸の中の不安は一気に消え去り、見てくださる方々のご反応が楽しみにで仕方なくなりました。
総数11個のスイカが皆様をお出迎え♪
拍手をしてくださったり、おもむろにカメラを取り出して作品の写真を撮ってくださったり、「これは一体どうなってるの?」と話しかけてくださったり、皆さんサプライズのディスプレイにとても驚かれていました。
そんなお姿を前にしたり、沢山の方に「これは圧巻だ」という嬉しい賞賛のお声をいただき、生徒さん方も私も大感激!
ではこの日のために生徒さんが心を込めてカービングした作品をご紹介します。
まずは大江としさんの作品。
先日Salon de Fereelのカリキュラムを修了され、今後はご自身の「Atelier fleur carving」の講師として活動なさいます。
今回はパーティーへはご参加されませんでしたが作品を出品してくださいました。
可憐なバラがブーケのように描かれた素敵な作品です。
Aさんの作品です。
Aさんはいつもカービングのテンポを崩さず終始同じペースで彫り進められるのですが、実はそれってなかなか出来ないことで私自身見習いたいと思っているところです。
よく見るとあちらこちらにハートが刻まれたデザインに仕上げられました。
そして田坂奈緒子さんの作品。
奈緒子さんはフルーツカービングを始めてまだ間もなく、バラを彫られるのもこの時が4度目でした。
美意識が高く、常に向上心を抱かれている奈緒子さんらしい素敵な作品です。
こちらはみちるさんの作品。
みちるさんはカービングの技術はもちろん、アイデア&デザインにおいてもピカイチです。
今回は夏&ハワイをイメージしてカービングされました。
周りに刻まれたプルメリアのお花も素敵です。
こちらはたかこさんの作品。
たかこさんのナイフ遣いはいつだって正確で、カービングにおいて「自分の薔薇探し」は長いテーマだったりするのですが、たかこさんはすでにご自身の薔薇を見つけられています。
常に部分ではなく全体のバランスを考えて制作されるのも私にとって見習いたいところです。
こちらは矢野教子さんの作品です。
今回の会に向けて久しぶりにナイフを持たれたのですが、ブランクを感じさせないカットで、とってもチャーミングなお人柄がそのまま表現されています。
その場の雰囲気を一気に華やかにされる教子さんらしい作品です。
こちらはMさんの作品です。
人知れず熱心に練習を重ねられるMさん。
丁寧にナイフを運び、最後まで気を抜かず仕上げられたのがよくわかります。
そしてこちらは私の作品です。
規則正しさの中に遊び心を入れて、機械的に彫り進めました。
黒皮の小玉スイカだからこそ際立つデザインにしています。
また次回の記事で詳しく紹介させてもらいますね。
実は今回のパーティー、「浴衣着用」というドレスコードがありまして、生徒の皆さんとともに浴衣で参りました。
いつもと違った雰囲気の皆さんのお姿に胸がキュン♪
たくさん喋っていっぱい笑ってとても楽しい夜を過ごさせてもらいました。
このような機会を与えてくださった稲田さんに感謝するとともに、展示に向けてお手伝いしてくださったり労いのお言葉をかけてくださった生徒さん方に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。